岡山の介護を支えるプロフェッショナルたち

「自分の望んだ仕事を続けると言うこと」

財団法人 倉敷中央病院 倉敷リバーサイド病院
医療福祉相談室
長瀬 紀子さまインタビュー

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三上「さっそくですが長瀬さんが医療相談員になられたきっかけをお聞かせいただけますか?」

長瀬さん「高校時代は英語が好きで、いつか英語が使える仕事をしたいと思っていました。ところがその頃、AMDA国際医療ボランティアの方のお話を聞く機会があり、英語は手段でしかないということを学びました。英語が使える仕事をするにしても、英語以外の専門分野をきちんと持つ必要があると考えました。また英語は大学に行かなくても生涯勉強できるものだとその時に学びました。こうしたことをきっかけに、心理や相談の仕事に興味を持ち、福祉系の大学に進学しました」

三上「大学入学前から、医療相談員の仕事を目指されていたのですか?」

長瀬さん「元々、身内に病気を抱えているものがいて、看護や医療の仕事にも興味がありましたが、実は病院の相談員という仕事があることは大学へ入学してからはじめて知りました」

三上「医療相談員としてのキャリアはどのくらいになりますか?」

長瀬さん「もう10年以上になります」

三上「4年生の福祉系の大学を卒業され、医療相談員の仕事に就かれても、残念ながら仕事が辛くて、退職や転職をしてしまう人がいらっしゃいます。長瀬さんは辞めたいと思ったことはありませんか?」

長瀬さん「今はもうありません。仕事は決して楽しいことばかりではありません。それはどの仕事も一緒だと思います。この仕事は患者さんの生と死にも関わらなければならないので、正直に言えば入職した当時は辛くて、辞めることばかりを考えていた時もありました。でも自分で決めて、自分でがんばって、そして今、自分が望んでいた職業に就けたことを毎日、思い起こしてがんばりました。ここで辞めてしまえば、自分の今までの努力が無駄になってしまうと思いました。入職してから3年目に後輩が入ってきた頃から、自分のペースで仕事ができていることを実感するようになりました。そして患者さんが元気になって退院されるときの笑顔や、ご家族からのたくさんの「ありがとう」という言葉をいただくうちに、いつか辞めたいという気持ちはなくなっていました」

三上「考えてみれば世の中のほとんどの人は自分が望んだ仕事に就いている訳ではないと思います。そうした意味で長瀬さんをはじめ、自ら望んで医療相談員のお仕事をされている方は、本当にすばらしいことだと思います。ぜひ後進の医療相談員の方々に、辛い時期を乗り切るためのアドバイスがあればお願い致します」

長瀬さん「私は医療相談員になろうと決意した頃のことを思い出します。また、辛いことがあっても、明日はどうしようかを考えると楽しくなってきます。病院の中で医療相談員以外の他職種の方と交流することも重要だと思います」

三上「ところでストレス解消のために何かやられていることはありますか?」

長瀬さん「旅行ですね。そして英会話」

三上「高校時代に、英語は生涯学び続けられると考えてから、本当に今も続けていらっしゃるんですね。最後にヴィラ・プランタン せとうちへの要望は何かございますでしょうか?」

長瀬さん「病院からの相談はどうしても医療管理が必要な患者さんの案件が少なくありません。そうした意味からも今後も期待しております」

三上「がんばりたいと思います。本日はすばらしいお話を本当にありがとうございました」


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